プログラミング漫遊記

思ったことや、勉強したことをつらつらと。

初めてのLT会 vo.9に登壇しました。

10月9日にフィヨルドブートキャンプ内で行われたLT会に登壇しましたので、重い腰をあげて今更ブログにしていきます。テーマは「しくじり」ということで自分が過去しくじった体験を元に発表していきました。 以下は自分の発表スライドです。

speakerdeck.com

他の登壇者の内容やスライドに関してはタマキさんのこの記事がとても詳しく書かれているので参考にしてください。

shirotamaki.hatenablog.com

内容に関する記事というよりは登壇して、内容を考えて、発表してといった流れの中で自分がどんなことを考えて作ったのかという記事です。というか日記です。

心境をつらつら、たらたらと綴っていきます。ね。

登壇するかどうか問題

人前で自分のことを話すのはけっこう勇気がいる。そして、「しくじり」はできるなら言いたくない。なぜなら顔から火がでるほど恥ずかしいからだ。でも、そういったしくじりにこそ学びが詰まっているし、伝えるならそういったものじゃないといけない気がする。考えやすいテーマではあるんだけど、その点ではちょっと迷った。僕の場合は「孤学(ぼっち学習)」だったという自分のしくじりから、コミュニティと繋がりをもった「独学」に変えていこう。コミュニティに参加していろんな人との繋がりをもとう。ということを4月から継続して挑戦してきたので、この登壇自体がまさにしくじりに対する挑戦になると思って、勇気を持って登壇した。また、人とのコミュケーションは自己開示が大きいと思ってるのでそういう理由もある。

そのほかに迷った理由は、単純にコロナのワクチン接種を登壇日の近くに入れていたこと。最終的にはワクチン注射の日程はずらした。これは大正解でワクチン接種後4、5日寝込む羽目になった。

タイトルを決める

割と何も考えずタイトルを報告してしまった。というしくじりがある。

長い間学習を休んでいて、4月から復帰した。4月からは学習に対しても色々工夫をしたのでその部分を抽象化すると「学びを学ぶ」というメタ認知っぽい結論に至った。ただ、現実問題5分という時間制約がある中で工夫したこと全部を言えるわけではなく、取捨選択していくうちに「コミュニティ参加」の部分だけが残った。タイトルとのずれが発生。これは次登壇するときの反省にしたい。

内容を決める

1週間くらい前から1日1時間をLT会準備に当てた。

ノートに伝えたいことを箇条書きして、線で繋げていく。授業なら発問から組み立てていってそこで「おやっ」と思うようなフックポイントを作っていくのだけど、インタラクティブなコミュニケーションができないので思考のフックポイントをどこに作るか悩んだ。 ちなみにharuguchiというハンドルネームは本名ではないというフックポイントを序盤で作ったけど、思った以上に驚かれてしまい、内容が入ってこなかった人もいるようで失敗だった。もっと軽いポイントを作るべきだった。

 スライドを作る

授業を作るときと同じ流れで作ってみた。この作業からはほとんど独り言に近い呪文をみたいなにかを唱えながら作る。人に聞かせられる作業ではない。

  1. 内容は一旦スライドに全部テキスト情報として書く
  2. スライドの内容を話してみる
  3. 違和感のあるところを削る
  4. 情報の軽重をを考え、軽の部分は全削除
  5. 削除した内容は「話」で置き換えるか「図・イラスト」で置き換えるか、「単純に削るか」を考える
  6. 1から繰り返す

<しくじりポイント>
スライドに乗せる情報をできるだけ少なくするのを心がけた。ここまではいい。その分テンポよくスライドを流していき、情報量が多い部分は図やイラストで置き換えるようにした。これが失敗。というのも、今回のLT会はチャットする場所と発表する場所が違っており、ディスプレイが1枚の人は画面を切り替えてチャットするから、意外とスライドをじっくり見れていなかったのではと思う。なので、今回は「話す」という聴覚情報をメインにして「図やイラスト」という視覚情報をサブにしたほうが良かったかもな。

発表する

不特定多数の人前で話す機会が多いので、緊張しないだろうと思っていたけど緊張はした。ただ、慣れの部分も大きいのでこれは何度も挑戦していくしかない。時間がかつかつで話の間が取れなかったのが少し残念。

登壇後

次挑戦するハードルが下がった。やっぱり1回やるのとやらないのでは天と地ほどの差があることを実感。次は外部のLT会などにも挑戦していきたい。

感想

しくじらないと見えてこない世界がある。挑戦したら大なり小なり何かしら必ずしくじると思うので、しくじりは勲章みたいだなと思った。

そういう意味では良いしくじりは挑戦した結果。ダメなしくじりは、やりたいという思いがあるのになにもしない後悔であることが多いと思う。

この記事を書くのにかなり時間がかかっているが、これはLT会で発表した後すぐに感想を書かなかったという「何もしなかった」しくじりなので、ダメなしくじりだということは示しておきたい。